ママ楽の家
simple style LABO #01

Symposium

第1回
simple style LABO 第1回
開催日
2019年5月16日
場所
パルコタウン、カフェレストラン ビクトリア
参加者
マキさん(シンプルライフ研究家)、大木聖美さん(整理収納アドバイザー)、LIXIL様コーディネーター、阿部大樹(パルコホーム設計士)、葛岡智恵(パルコホーム設計士)、他(順不同)

家計も暮らしもストレスフリー。
シンプルライフでかしこく、豊かに!

司会
元の「ママ楽の家」は収納も豊富で動線もしっかり取っていることから、ある意味多機能だったと言えると思います。では、今の時代にあった暮らし方ってどんなものでしょうか?
大木さん
スマートフォンやSNSが普通になって、情報が溢れている一方、モノはあまり持たない人が増えた気がします。
マキさん
暮らし方がシンプルです。モノに囲まれる生活が幸せというわけではなく、必要最小限でいいという印象です。
阿部
無駄なものを整理して、必要なものを精査して住まいに取り入れることで「シンプルライフ」を実現する家づくりができると思います。
司会
最終的には、家事負担が軽減できることで例えば自分の時間を作って趣味を楽しめるとか、お子さんとの時 間をしっかり確保できるというのが目的ですよね。
葛岡
そうですね、そこは変わらず、パルコホームの目指したい「ママ楽」コンセプトです。

シンプルライフを求めて -POINT1-
一連で家事ができるように。間取りの工夫で家事負担を軽減!

司会
それでは、住まいに関する要素について一つずつ検証していきましょう! まずは、住まいづくりで大切な間取りについて。間取りの工夫で家事負担を軽減するというのが「ママ楽の家」のポイントでした。
葛岡
間取りの工夫を進化させることで、家事負担の軽減をさらに進めることができると思います。マキさんさんの一日の動きを伺っても一連で家事ができるように工夫されていますよね。
マキさん
はい。例えば朝にお掃除ロボットが自動で動くようにタイマーで設定しています。段差がないこと、部屋同士が一続きであることで、掃除もしやすいです。段差がないことでつまずく心配もなく、安全です。
大木さん
普段、長い時間を費やすのは料理と洗濯かもしれません。キッチンや洗濯機周辺、物干しをするスペースをいかに効率的に移動できるかがポイントかもしれませんね。室内で干すためにも 風が通るような窓が必要だと思います。
マキさん
光と風が家の中に入れば、外に干さなくても十分! 共稼ぎのご家庭でも防犯上も安心だと思います。

シンプルライフを求めて -POINT2-
日常生活を「隠す」から「分ける」という発想へ

司会
初期「ママ楽の家」で大きなポイントだったのが間取りともう一つ、収納でした。それは、大容量の収納を色々なところへ設けてどんどん片付けようという考え方からでした。
大木さん
今は、大容量の収納より、目的を明確にして設けたほうが暮らしやすいと思います。
マキさん
代わりにリラックススペースと家事スペースが分かれていて、急な来客があっても慌てない工夫があるといいと思います。ソファに座ってゆっくりしたいリビングから、洗濯物は見えないようにするなど、空間を分けてあげたいですね。
第2回
simple style LABO 第2回

座談会を進めていく中で、リラックススペースと家事スペースを分け、家事時間の短縮と居心地の良さを両立!さらに、間取りや窓の付け方で光を取り込みながら風も循環させ、家事動線もシンプルにしようと大きな方向性が決まりました。

「家族みんなが楽しく協力して暮らせる家だったらいいよね!」という大木さんや「最低限のことは各自、自分たちでできる仕組み作りまで視野に入れたい」というマキさんの思いから、さらなる「ママ楽」「シンプルライフ」のためのアイデアラッシュを進めます。